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サザエさん 新キャラ 「大工のジミー」 人気の理由を元Pが解説! 都市伝説!?

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今回は4月7日に2200回という前人未到の放送回数を達成した
『サザエさん』(フジテレビ系)に出ている「大工のジミー」について
書いていこうと思う。この日はそれを記念した1時間スペシャルだったが、放送内容に、
一部の視聴者から不満の声が上がった。

「スペシャルなのに大工のジミーが出ないってどういうこと!?」

ジミーとは、第九の棟梁の弟子として一昨年よりサザエさんに登場
した新キャラクターである、茶髪にヘッドフォン、大工らしからぬ襟付き
ベストという派手なファッションに身を包み、本名は金次郎なのに、
「ジミーと読んで欲しいっす」 と言い出すチャラオ風キャラ設定は、
登場以来、古くからの『サザエさん』ファンの度肝を抜いた。

「古きよき日本が見たいのに」 「『サザエさん』の世界観にあっていない。」

当初はそうした批判も寄せられたが、ジミー人気は徐々に広がった。

例えば、2012年8月19日の法曹会では、ジミーが犬小屋を作った際、高級
素材の檜を使った上に「MADE IN JIMMY」と彫ったことがばれて、一度は
破門されてしまう。だがその後、2任は寿司屋で再開始、棟梁はジミーにトロを
注文しながら、こう説く。

「お前は栄養が足りねえから、あんな半端なものしか作れねえんだ。
犬小屋には犬小屋にむいた素材があるんだ」

分不相応なトロに恐縮しながら、自らの過ちに気づくジミーなのだった―と、
毎度ジミーが棟梁やなみ平に叱られることで、非常識な若者から成長する様が
人気を呼び、ジミー登場回には、「ジミー、キター!」とインターネットでプチ祭り
状態になるほど。それだけに、記念スペシャルに登場しなかったのはがっかり
だったというわけだ。

『サザエさん』の元プロデューサーで作家の大橋義輝氏は人気の理由をこう言う。

「大工のジミーは、見た目はチャラい若者だけれど、叱ってくれた棟梁や波平を
尊敬する。ちゃんと叱れば若者は慕ってくれるんだ、という年配者たちにとって
夢みたいなことを叶えてくれたから評判がいいんじゃないでしょうか?」

先日のUSJなどの事件もあり、最近は若者がどんどんおかしな方向に向かっている
ように言われがちです。そういうものに憤りを感じている方も、叱るときはしっかりと
気持ちを込めて叱ってみてはどうでしょうか?そうすればきっと若者も理科してくれる
はずです。

大工のジミー.jpg

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